次回は、6月30日(木)です。①まちなか・ぶらり・ミュゼ②ようげつ展③文化を喰う会④8月清閑亭展⑤他

2010年12月24日金曜日

平成22年12月17日(金)無尽蔵プロジェクト 市民による芸術文化創造 会議

平成22年12月17日(金)午後6時から
市民活動サポートセンター会議室
出席:杉崎、花月、若林、渋谷、斉藤、柏木、岩城、芹川、和田、稲子、古矢、杉本、高瀬

○新しいメンバー:柏木さん、花月さんの紹介
※自由な発言の場とするため、今回の会議録から、誰が発言したのかの記載は削除しました。

・市長から約1年前に、文化の活性化関係で提示された宿題があった。その中で、つなぎと情報発信の部分を考えたのが、グーグルカレンダーを使ったイベントカレンダーだが、年配の人はパソコンが使えないので、紙で作成したのがアートカレンダーである。
・タウンニュースにもイベントカレンダーの部分を取っている。大きさからすると、約10万円分にあたる。無料掲載でやってもらっている。その代わりとして、ホームページにリンクをはっている。
・デザイン的なものとしては、オダワラ・ハードのロゴマークがあるが、少し変えて文化芸術のロゴを考えたいと思っている。
・新たな無尽蔵の参加者としては、足柄焼の人が参加する見込み。文化サポーターからは神馬さんも参加する予定。
・2月にイベントカレンダー3月号が出る。部数や内容を考える必要がある。
・協賛金を集めることについては、小田原の芸術文化を応援しようということで、年間1万円のものと、年間5,000円のものを考えている。50~60社は集めたいと考えている。
・来年度の行事については、12月16日に文化祭運営委員会があったが、文化祭が固定化してしまっている。小田原の文化の担い手が高齢化し、固定化している印象がある。メイン事業だけでも風穴を開けて、新しい風を入れていかなければならない。
・先日の文化祭メインイベントは、新しい文化祭のあり方のビジョンを見せてくれたと思う。
・文化連盟に出した書類が、お手元のものである。1月21日に文化連盟の理事会があるが、本当は車座で話ができるような雰囲気があると良い。
・市民文化祭への市民からのクレームとして、①長い期間にわたって会場施設が占有されている。②使用料が免除されている。③一部の団体の発表会になっている。④優先予約が既得権化しているなどがある。
・お金をできるだけかけないでメイン事業をやりたい。こうした試みは来年度までと考えている。お金をかけないとしても、告知用のチラシは必要だ。現在、文化祭のポスターやチラシに28万円かけているが、2500部しか作っていない。もっと他の方法があると思う。
・来年度、日程として9月29日から10月2日でオープニングをダイナシティでやりたいと思っている。
・一部の団体の発表会になっている。観客の収容力のない団体もあるが、多くのお客さんに見てもらうことが必要だと思う。集客力のある団体と無い団体をミックスさせるような思考方法はできないか。
・多くの団体が交代でステージに上がれるようなしくみは取れないか。そのためには、全体をプロデュースする能力を持った人が必要だと思う。
・文化祭だけが発表の場という団体もあり、なかなか、そういう訳には行かないのではないか。
・団体の発表会と市民文化祭とは別のものだと考えてもらえたら良い。また、文化祭を春と秋の2つにしてはどうか。
・東京国際フォーラムでは、ラ・フォル・ジュルネという音楽祭をやっている。芸術見本市のようなものだ。コンサートも通常は前半と後半があり休憩が間に入るが、この音楽祭では、半分で構成されている。こうした音楽会は、ミューザ川崎でも行われている。
・甲府市の文化祭は、1週間から10日でやっている。文化祭と発表会を別に考えるやりかたが必要だ。
・市民ホールが文化祭の場となると良い。
・無尽蔵への参加人数が増えた場合、コミュニケーションの場が不足するので、4つの部門にわかれて会議を持った方が良いのではないか。分け方としては、①作家、②団体、③支援関係、④広報関係かと思う。その中心にコーディネーターと事務局が入るイメージ。それぞれに仮にお名前を入れさせてもらっている。各部門で5~6名程度が良いと思う。生活文化を入れるかどうかの問題があるが、入れると範囲が広くなりすぎる。
・食と音楽を組み合わせた企画として、食音というサロンコンサートを軽食と併せてやると良い。
・小田原文化サポーターも、現在は舞台系の活動だが、美術系の作品説明や保守などを行う活動も拡げたいと思う。
・文化祭だが、春は1週間ぐらいに短くして、春は若手育成のために企画をしていったら良い。
・以前、文化連盟を文化財団にしようと検討していたことがある。文化連盟などの運営の落としどころを考えていく必要がある。他の市の事例を見ると、市民参加型事業はNPO組織をつくり、ホールの運営とは別にしている。ホールの運営と市民参加は、目的が異なるので、別の組織の方が良いのではないか。
・小田原の文化ことはよく分からないが、作品は、お客さんに見てもらって、成立するもので、一方通行ではないインタラクティブな関係性が必要である。
・もう1年、文化祭のメイン事業を、周りをまきこんでやってみたい。
・空き店舗などの活用を産業関係で行っているようだが、無尽蔵でも、小さな展示ができるような発信基地のような活動の場所が欲しい。どこか、心当たりがあったら、教えて欲しい。
・まちの活性化として、まちなかの商店のウィンドを飾るような催しもできると思う。
・文化芸術展をロビンソン百貨店で行うので、その際にチラシを配布できる。何か、イベントがやれると思う。提案してもらいたい。
・日の出旅館で、全館を使ったキャンドルイベントがあるようだが、そうした古い場所を使ったイベントも面白い。
・来年度、小田原市に文化部ができると聞いている。文化連盟の所管は文化交流課となる見込み。